肥料のおはなし
2021年06月29日
南国の日差しと風を浴びて育った台湾産の露地栽培マンゴー好評販売中です。
どうもK.Kです。
梅雨で天候が不安定な日が続いていますがグロワーズ見本苗はぐんぐんと成長しております。
今回も置き肥としてマグアンプKをひとつまみ与えてみました。
肥料ですが、あげなくても花が咲くくらいには育ってくれるのですが、株を大きくし、輪数を多くつけさせるには必要となります。
但し、注意が必要です。
まず、胡蝶蘭ですが、元々木に着生している植物なので栄養のごく少ないところに自生しています。
なので、根が沢山肥料を吸収できるようにできていません。
また、弱っている株や休眠中の株に与えてしまうと止めを刺すことになってしまいます。
元気に成育している株に少量だけ与えてください。
今回は化成肥料を与えましたが、化成肥料の場合、肥料の有効期間が長いので休眠期まで効果が続いてしまいます。
また、粒が細かいので、バークの間に入っていってしまいます。
ティーバッグに入れて使うと、肥料を外したい時にティーバッグごと外すことができます。
肥料を置く場所ですが、伸びている根の先が肥料に当たると根の成育が止まってしまいますので、根元から少し離した場所に置きます。
おまけ
一番身近な野生蘭
ネジバナ
Spiranthes sinensis var. amoena
離れ温室の前の芝生で咲いていました。
町中の芝生にも生えていることがよくあります。
鉢に植えて育てようとすると意外と癖があって育てづらい。
勝手に鉢に生えてきたものは楽なのに。
おまけ2
マスデバリア フロリバンダ
Masdevallia floribunda
難物と呼ばれる属の中で本当に同じ属と思われるほど栽培が楽な品種。
その割には流通量は少ないですね。
花の大きさは1cm位。
可愛いでしょ。