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胡蝶蘭の基本的な育て方
(置き場所、温度、湿度、光、水のあげ方、ラッピングの外し方)
置き場所・光、温度・湿度、ラッピングの外し方等、胡蝶蘭を育てるのに最適な環境についてご説明します。
胡蝶蘭は、熱帯のジャングルの高い木に着生して生育します。原産地の環境に近づけることがポイントです。 ポイント 胡蝶蘭を育てるのに適した温度は、夜間は18℃位、日中は25℃位がベストです。 ポイント
株元を見てみてください 水苔をどかした写真です。胡蝶蘭は大きな鉢の中に株がポットのまま植わっています。 水のあげ方
水をあげる目安は、鉢植えの表面を指で押して水苔の表面全体が完全に乾いてからです。
水あげは朝に!また水のあげ過ぎに注意!
胡蝶蘭を枯らしてしまう方のほとんどの原因は水のあげ過ぎによる根腐れです。(写真のような状態です。) ポイント お祝い事など綺麗にラッピングをされて頂くことが多い胡蝶蘭ですが、ラッピング材をそのままにしておきますと、中が蒸れてしまい根腐れの原因となります。 ポイント 花が終わってもう一度咲かせるコツがいっぱいあります。二度咲き動画もあります。 有限会社黒臼洋蘭園 代表取締役社長 黒臼秀之 胡蝶蘭一筋38年以上。
置き場所・光について
そのため、日当たりの良い風通しの良い場所を選ぶようにしましょう。
また、直射日光に当たると葉っぱが焼けて枯れてしまうので、窓際に置く際はレースのカーテン越しに日光を充分にあてましょう。
屋外は気候に左右されますのでお勧めしておりませんが、置く場合は冬の寒い時期を避け、木陰や遮光ネットで日差しを避ける様にしてください。
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温度・湿度について
可能な限り20℃前後に保つことが理想です。
温度が上がり過ぎてもお花が早くしおれる原因となります。
温度が下がり過ぎても枯れる原因となりますので空調の温度管理は重要なポイントとなります。
原産地は高温多湿な環境ですので、直接胡蝶蘭に冷暖房が当たりますと乾燥によりお花が痛むのでご注意ください。
胡蝶蘭の育て方通りにしなくちゃ!とあまり気に
しすぎないで、気軽に楽しみながらお手入れをするのが一番のポイントです!
水のあげ方
写真は3本立の胡蝶蘭なので3つの株(ポット)が植わっています。
ポットに入るように水をあげないと意味がありませんので、まずは株元を確認してみてください。
※当園では写真のように通気性を良くするため、またポットを固定するために発泡スチロールを入れています。
季節や温度にもよりますが1週間~10日に1度、株の根元にコップ1杯のお水を与えます。
1株ごとに与えてください。3株あったら×3ということです。(株の大きさに合せてお水の量は減らしてください。)
胡蝶蘭に負担がかからないよう、常温に近い温度のお水がいいです。
水をあげた後は、鉢の底から水が出るようであれば、しっかり水切りをして受け皿の水はそのままにせず捨ててください。
水のあげ過ぎや、受け皿に水が溜まったままの状態ですと根腐れの原因となりますのでご注意ください。
また午後になってからですと、日に当たる時間が減ってしまい水が乾かなくなってしまいますので、お忙しくて水やりが午後になるようでしたら、翌日の朝に水やりすることをおすすめします。
気温が高い時期(冬の暖房の効いた部屋も含む)
(霧吹きも水あげと同じく朝にして、夕方までに乾くようにしましょう。)
気温が低い時期
(水苔が乾燥しきってから水をあげるようにしましょう。)
ラッピングの外し方について
長持ちさせるためには、早めにラッピング材を外して育てる必要があります。
どうしてもラッピングを外せない場合は、写真のように鉢底の紙の部分を十字に切って水が出る様にしてあげてください。
胡蝶蘭の二度咲き動画はこちら
ページ監修者
胡蝶蘭生産者として、多数のメディアへ出演し胡蝶蘭の素晴らしさを発信しています。
また、黒臼洋蘭園の胡蝶蘭は農林水産大臣賞をはじめとする多数の表彰を受けており、お祝いギフトとしてご好評いただいております。
胡蝶蘭文化を多くの方に知ってもらいたいと、TV・WEB・SNSなどを積極的に活用し、胡蝶蘭の栽培方法等を発信しています。
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