夏の胡蝶蘭の育て方

夏の胡蝶蘭の管理方法は「お花が咲いている時」「株だけの時」では違います。
それぞれの違いを説明していきます。

お花が咲いているとき

・10日から15日に1度くらいの目安で1株ごとにコップ1杯(150cc)程度のお水を与えます。
温度 ・18℃~25℃
場所 ・日光に当てるよりも適正温度の環境に近い場所に置く、つまり日差しも温度も人間が快適に思う場所がいいのです
肥料 ・肥料はいりません。
【例その1】

冷房が効いているオフィスや部屋では一日中日差しが入る部屋でも大丈夫です。
ただし、直射日光はさけ、カーテン越しに日が当たるようにしてください。



【例その2】

冷房が効いていない部屋などの場合は玄関や寝室などの午前中の一定の時間しか日の当たらない場所に置くのがいいでしょう。



まとめ


夏の時期は日光に当てるより適正温度の環境に近い場所に胡蝶蘭を置いてください。
「日差しも温度も人間が快適に思う場所」に胡蝶蘭をおいてあげてください。

株だけの状態

・10日から15日に1度くらいの目安で1株ごとに乾いたらコップ1杯(150cc)程度のお水を与えます。
温度 ・25℃以上
場所 ・比較的日光が当たる場所ではレース越しに光を当ててください。
肥料 ・株が成長する春から秋にかけて1か月に一回程度あげる。

日本の夏は胡蝶蘭の株が成長する唯一の時期です。また、花が咲いていないときは温かい温度管理が必要です。



胡蝶蘭の原産地

胡蝶蘭の原産は東南アジアの熱帯雨林です。そのような場所をイメージすると分かりやすいと思います。

窓際や比較的日光の当たる場所など、暑すぎる場合には「葉焼け」「軟腐病」などの病気が発生してしまいます。

レースのカーテン越しに日光を当ててください。



Point!


胡蝶蘭の葉っぱを触って、暑いと感じたら、場所を変えてあげてください。
また胡蝶蘭は風通しの良い場所を好みますので、窓を開けたり、空調などで空気が動いている環境を作ってあげればより良いでしょう。



【注意】水のあげすぎ、乾かしすぎ