フラワーコンテスト
農林水産大臣賞 受賞
鴻巣花き株式会社が主催するコンテストで農林水産大臣賞をいただきました。
蘭の美しさと再生力の強さに魅せられて、1984年創業。
当時は4つの温室でスタートした農園も、今では30棟の温室で運営しています。
生き物ゆえの苦労もありながらも、手をかけたら、かけただけ、
その気持ちに応えて立派な花を咲かせてくれる胡蝶蘭に魅了され続けています。
私、園主の黒臼秀之が胡蝶蘭栽培に携わることになったきっかけは、実はカトレアです。
大学の温室の棚下に手をかけずに置かれていたカトレアを、先生に言われるがまま鉢に植えてみたのがきっかけでした。用意してくれた鉢に水苔で植えたカトレアは見る見るうちに蕾になり、綺麗な花が咲き、私はあっという間に蘭に魅せられました。
偶然におきたこの出来事が、当時「草花の生産者になりたい。」と考えていた私の将来を変えました。「胡蝶蘭の栽培をしたい。」と強く思い、大学卒業後は桶川の胡蝶蘭生産者のもとで働かせていただくこととなりました。
当時の経験が現在の黒臼洋蘭園の礎となっています。現在もその熱は冷めることなく、胡蝶蘭栽培に携わらせていただいています。
胡蝶蘭は今でこそクローンで増殖するのが一般的ですが、当時は交配した胡蝶蘭から種をとり胡蝶蘭を増殖していました。段ボールの中に無菌状態の環境を作り、発芽させていました。
今では25棟もある温室ですが、発芽してから花が咲くまでに4年もかかる胡蝶蘭を4つの温室で栽培していたんですね。
胡蝶蘭は生き物ですので、人間が同じように育てているつもりでも、同じように育ってくれなかったりと、いつの時代も苦労することは多いです。
ですが逆に手をかけたら、かけただけ、その気持ちに応えて立派な花を咲かせてくれるのが、胡蝶蘭に魅了されるポイントの一つです。
発芽から開花までに4年もかかる胡蝶蘭。創業当初は全てを園内でしておりましたが各栽培過程で分業する「リレー栽培」というシステムに。これは国内の生産者で協力していましたが、その後、台湾の業者と協力して安定した供給が可能となりました。原産地の気候に近い台湾は胡蝶蘭栽培がとても盛んなのです。
創業から数年経ってから訪れた台湾の生産農園を見学させていただいた時は驚き、感動、感激…様々な感情が溢れてきたのを今でも覚えています。当時台湾のクローン技術の発達はもの凄く、いろいろと学ばせていただくことが多かったです。台湾の生産者に協力していただき、日本の胡蝶蘭栽培はとても進化しました。やはり海外なので遠く感じると思いますが、密な連絡や視察等で意思疎通をはかっています。
私、園主の黒臼秀之が創業した頃は胡蝶蘭は今のように鉢物ではなく、切花で出荷・販売をしていました。バブル景気も手伝ってか、多くの花屋さんに重宝していただき、毎朝3時から5時に埼玉から都内にまで配達に行ったものです。まだ小さな子供たちを置いて配達に行くのは辛いものがありましたが、花屋さんやそれを買っていくお客様の顔はとても元気をくれました。朝から晩まで栽培、朝方には配達、今も元気でいられるのが自分でも不思議なくらいですが、人に喜んでいただけるこの気持ちは何物にもかえられないですね。
今では店舗に足を運んでくださるお客様の顔が見られて、声が聞けて最高の職業だと思っております。お客様が買ってくださるのに「ありがとう。」と言っていただける、とてもありがたいです。
鴻巣花き株式会社が主催するコンテストで農林水産大臣賞をいただきました。
青森県で開催された全国農業コンクール。こちらで名誉賞および農林水産大臣賞をいただきました。
関東から東海地方までの1都11県及び花き関係6団体が主催する国内最大規模の花の展覧会です。こちらに黒臼洋蘭園オリジナル仕立ての「彩華のワルツ」を出展し、銅賞をいただきました。
2014年のテーマは「都会の真中の楽園」
大胆にバイクをメインにディスプレイしました。白とピンクの大輪胡蝶蘭でバイクの疾走感、躍動感を表現。
黒臼洋蘭園のオリジナル品種である「フラミンゴ」を出品、受賞しました。今までになかったピンクの色を表現できた「フラミンゴ」。翌年にオリジナル品種として、種苗登録(農林水産省認可)をしました。
豊明花卉き市場にて全国花き品評会が開催され、洋蘭部門で金賞を頂きました。
2015年のテーマは「さあ、25周年 特別な9日間はじまる」
胡蝶蘭で滝をイメージし、自然の雄大さ、幻想さ、可憐さを表現しました。胡蝶蘭の優雅な姿は水のしたたる様子を表すのにはぴったりだと、とてもご好評いただきました。
2016年のテーマは「蘭を楽しみ、暮らしを彩る」
東京タワーとスカイツリーをメインにディスプレイしました。
ブルーのライトアップが白の胡蝶蘭を照らし、より幻想的に仕上がりました。
関東から東海地方までの1都11県及び花き関係6団体が主催する国内最大規模の花の展覧会です。こちらで株式会社サンシャインシティ社長賞をいただきました。
Eストアー ネットショップ大賞2017
フラワーガーデニング部門ネットショップ大賞
SUMMER・AUTUMN・WINTER・GRANDPRIX(年間総合1位)連続受賞
ネットショップで利用しているECサイト構築システムをご提供いただいているEストアーより受注件数・売上・成長率・リピート率・会員数の5つの指標に表彰されました。
世界らん展日本大賞2017
ディスプレイ部門 奨励賞 受賞
2017年のテーマは「蘭にときめく」
贈物に使われることが多い胡蝶蘭。贈られた時のワクワク、ドキドキを表現しました。
埼玉県内で最大の花のイベントです。こちら鉢物の部で銀賞をいただきました。
2018年のテーマは「ようこそ都会の楽園へ」
蝶をモチーフに胡蝶蘭の切花を1本1本、さして仕上げました。蝶の前に立つと素敵な写真が撮れると、とてもご好評をいただきました。
ネットショップでも販売をしています。
「個別経営の部」「集団組織の部」「食の架け橋の部」の3つの部門での表彰があり、黒臼洋蘭園は「個別経営の部」で優秀賞をいただきました。
ネットショップで利用しているECサイト構築システムをご提供いただいているEストアーより受注件数・売上・成長率・リピート率・会員数の5つの指標に表彰されました。
ネットショップで利用しているECサイト構築システムをご提供いただいているEストアーより受注件数・売上・成長率・リピート率・会員数の5つの指標に表彰されました。
昨年に続き2年連続での受賞となりました。
黒臼洋蘭園で生産しているファレノプシスが鉢もの・花壇用苗ものの部で金賞をいただきました。
ネットショップで利用しているECサイト構築システムをご提供いただいているEストアーより表彰されました。
特許第5748289号
登録日:平成27年5月22日
黒臼洋蘭園オリジナル仕立て「彩華のワルツ」専用支柱です。通常の仕立てではUの時に曲げますが、「彩華のワルツ」は螺旋状にカーブを描くように支柱を曲げます。この支柱を使って仕立てた彩華のワルツシリーズは右肩上がりの胡蝶蘭として縁起が良く、とても人気の商品です。
彩華のワルツ
登録番号:第24533号
登録日:平成27年9月30日
黒臼洋蘭園オリジナル品種として品種登録しました。
今までになかったピンクの"フラミンゴ"のような色みを再現しました。柔らかくオレンジがかったピンクでまさにフラミンゴのような色になりました。
品種登録する前年に出展した「世界らん展2014」ではシルバーメダルをいただき、珍しい色だととても多くの反響をいただきました。