2026.10.07
地域の子どもたちが黒臼洋蘭園を見学
目次
社会科見学を通して、花づくりの仕事と工夫を伝えました

2026年10月7日、片柳小学校の3年生の皆さんが、社会科見学のため胡蝶蘭専門店「らんや」を展開する有限会社「黒臼洋蘭園」を訪れました。
今回の社会科見学では、当社の常務と専務が案内役を務め、胡蝶蘭が育つハウス内を見学しながら、苗から花が咲くまでの栽培方法や、日々の仕事について説明しました。
胡蝶蘭がお祝いに選ばれる理由
胡蝶蘭は、開店・開業祝いや就任祝い、選挙に関するお祝いなど、人生や仕事の節目に贈られることの多い花です。
その理由の一つが、「幸福が訪れる」という意味が込められた縁起のよい花であること。華やかで長く花を楽しめることからも、多くのお祝いの場面で選ばれています。
子どもたちは、普段目にする胡蝶蘭がどのような場面で贈られ、どのような思いを込めて届けられているのか、興味深そうに話を聞いていました。
約16万株を、一株ずつ観察
農園では、約16万株の胡蝶蘭を管理しています。
毎日の水やりでは、すべての株に同じように水を与えるのではありません。一株ずつ葉や根などの状態を確かめ、“胡蝶蘭の顔色”を見ながら、それぞれに合った管理を行っています。
たくさんの胡蝶蘭が並ぶハウスの中で、一株一株と向き合う丁寧な仕事について説明を受け、子どもたちはその規模と手間の大きさに驚いた様子でした。
温度を管理し、花が咲く環境をつくる
繊細な胡蝶蘭を育てるため、ハウス内は年間を通して18~25℃に保たれています。
苗は台湾やベトナムから、週に約4,000~7,000株を仕入れています。届いた苗を元気に育て、美しい花を咲かせるまでには、長い時間と細やかな管理が必要です。
また、胡蝶蘭に花芽をつけるためには、水やりの量を少なくし、11月頃の気温に近い環境をつくります。水分や温度を調整することで季節の変化を感じさせ、花を咲かせる準備を促していることも紹介しました。

花の美しさを支える仕事を学ぶ機会に
見学中、子どもたちは常務と専務の説明に熱心に耳を傾けながら、目の前に広がる色とりどりの胡蝶蘭や、栽培設備を興味深そうに観察していました。
今回の社会科見学が、華やかな胡蝶蘭の裏側にある生産者の工夫や、一つの花を育てて届ける仕事について知るきっかけになればうれしく思います。
黒臼洋蘭園では、これからも花づくりを通じて地域との交流を深め、子どもたちが地域の仕事や産業に触れられる機会を大切にしてまいります。

